ひげの脱毛で人気の高いレーザー脱毛ですが、レーザー脱毛のレーザーって大丈夫なんでしょうか。レーザーに副作用はないのか不安な方もいるでしょう。
ここでは、レーザー脱毛とはどんな方法なのか、脱毛に使われるレーザーとはどんなものなのかを紹介します。
レーザー脱毛とは、メラニン色素を多く含んだ黒いひげにレーザー光の熱が吸収され、毛根を破壊してひげを生えてこなくさせる脱毛方法です。
一本一本やるのではなく、レーザーの照射範囲にあるひげを一気に脱毛できるので、ひげの脱毛をスピーディーに行うことができます。
ただ、レーザー脱毛は2,3回で完了ではなく、何回も期間をあけて複数回照射する必要があります。
予約したりして何回も通うことを考えると面倒になりますが、ちゃんと理由があります。
どうして何回も通わないといけないのかとういと、ひげに毛周期と呼ばれるサイクルがあるためです。
ヒゲは、生えて、抜けて、一休みというサイクルを繰り返しています。
レーザー脱毛は、ひげのメラニン色素を伝わって毛根をレーザーの熱で破壊するので、レーザー脱毛で特に効果があるのは、毛根とつながった元気に成長中のひげです。
そのため、見た目には普通に生えているひげでも、毛根から抜けているひげや、毛が生えず一休みしている場合は、脱毛効果が少なく、一度のレーザー照射で脱毛できない部分が出てきます。
この残ったひげをレーザー脱毛するために、その周期にあわせて、期間をあけて何回もレーザーを照射することになります。
そのため、ひげの永久脱毛の効果を感じるのは4,5回ほどのようです。もちろん、個人差があります。
脱毛で使われるレーザーは、赤外線に近いものです。ただ、レーザーには波長など多少の違いがあります。レーザー脱毛のレーザーには・・・
この4つのレーザーがあります。
美容相談ピグワイによると、
このうち日本の医療レーザー脱毛では、アレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザーが使用されていることがほとんどです。
ルビーレーザーは、日本人のような黄色人種には不向きとされ、日本では使われていないようです。
最後のYAG(ヤグ)レーザーというレーザーは、レーザーの波長(パルス)が長く、日焼けした肌でも安全性が高いといわれ、男性のひげなどの剛毛に効果があるとされています。
ただ、導入されているクリニックが少なく、日本人での症例も他と比べ少ないです。
脱毛に使われるレーザーの出力は、公的に定められた安全基準に従って、人体に害を及ぼさないような低い出力レベルに設定されていますので、基本的には安全です。
エステの場合は、医療行為にあたらないよう、それよりもさらに低く設定されています。今は、エステでは光脱毛が主流になっています。
また、レーザー光線を照射されて、皮膚がんになるんじゃないか?ホルモンに影響して髪の毛が薄くなるんじゃないのか?などの副作用についての噂や不安があるようですが、そのようなことはありません。
ただ、レーザーはメラニン色素に反応するので、日焼をしていると、ひげに反応すべきレーザーが皮膚の方にも反応するので、やけどをしやすく、脱毛効果も下がります。
また、顔や口周りなので、それなりの痛みはあります。
この痛みがあるというのは、ちょっと迷ってしまう理由ですね。
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